みなさんこんにちは。現役美容カウンセラーのぽんです。
毛穴のつまりやくすみ・シミ・ニキビといった肌トラブルを抱えている方とても多くいらっしゃいます。
本日は上記の症状に関係する皮膚のターンオーバーの仕組みとピーリングについて書いていきます。
ターンオーバーとは
「ターンオーバー」という単語を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
ターンオーバーとは皮膚の細胞が生まれ変わる周期のことです。
以前、皮膚の構造の記事を書いた際に表皮には4層あるとお伝えしました。
外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層です。
表皮の一番奥の層にあたる基底層で作られた細胞が角質層まで到達し、垢となって剥がれ落ちていくことをターンオーバーと言います。
ターンオーバーが正常に行われていると、メラニンの蓄積や皮脂が毛穴に詰まることを抑えられるのでシミやニキビができにくくなり透明感がある刺激に強いお肌を保つことができます。
ターンオーバーが乱れるとどうなる?
このターンオーバーは通常約28日周期ですが、紫外線や年齢、乾燥、生活習慣などが乱れると45日周期まで遅くなると言われてます。
遅くなると古い角質が剥がれ落ちにくくなり、毛穴が詰まる・メラニンが蓄積されてシミやくすみの原因となるなど負の連鎖が起きてしまいます。
また、角質ケア(角質がポロポロ剥がれ落ちる系の化粧品やピーリングなど)をやり過ぎてしまうと逆にターンオーバーが早過ぎてしまい乾燥や刺激に弱い肌になってしまいます。
ターンオーバーは適切な周期を保つことがとっても重要です。
ターンオーバーを促進する「ピーリング」について
ピーリングは古い角質層を取り除いてくれるのでターンオーバーを促進してくれる役割があります。
わたし自身、皮脂のつまりを感じたとき、シミやくすみをターゲットにしたレーザー治療を受ける前はピーリングを受けるようにしています。
ピーリングには、
①一般的に古い角質層を取り除きターンオーバーを正常化させるケミカルピーリング
②真皮まで浸透させるアンチエイジングの効果が高いピーリング
③マシーンを使用して角質を除去して毛穴の汚れを取り除くピーリング
など様々な種類があります。
本日は私も治療経験がある①ケミカルピーリングをご紹介します。
①施術前
環境が変わったストレスや季節の変わり目で額の炎症性ニキビが気になって施術を受けました。

②施術直後
(乾燥が気になるためイオン導入も併用しています)
施術の刺激により一時的に額の炎症性ニキビの色が濃くなっていますが、私の場合3日ほどで赤みは目立たなくなりました。

③約2週間後
施術後の写真をきちんと撮影しておらずこのような写真で申し訳ないです…
2週間ほど経過すると額に全体的に目立っていた炎症性ニキビの量が減った&目立たなくなりました。
また全体的に肌のくすみも軽減されて透明感が出ました!

ピーリング+幹細胞イオン導入を行ったので、イオン導入のツヤ感・うるおいなどもプラスされていますが…
気になるほどのダウンタイムはありませんでした。
受けてみた感想
痛みはどんな感じ?
痛みは全くなく、くるくると肌をマッサージされるように施術をするので私は気持ち良くて寝れるくらいでした。本当にエステに近い感覚の美容医療です。
メリット
①施術直後は1トーン肌の色が明るくなった印象を受けた
②額の炎症性ニキビはほとんどが2週間ほどで落ち着いた。
③痛みやダウンタイムがないので続けやすい
デメリット
①黒ずみが目立たなくなる目的であれば、若干軽減はしたが1回で改善は難しく回数が必要だと感じた。
②ピーリング→イオン導入までに若干乾燥を感じたので、ピーリング単体だけで受ける場合はしっかりとしたホームケアでの保湿が必要。
乾燥肌の方は角質層を除去するのでより乾燥が気になる可能性があります。
ピーリングを検討している場合、イオン導入で鎮静+保湿までした方が安心です。
本日は皮膚のターンオーバーとピーリングについてお伝えしました。
美容医療初心者でまずは優しめの治療から始めてみたい!という方にはとってもおすすめな施術です。
また、大事な予定前の肌メンテや自分へのご褒美、肌の調子が安定しないときなどもおすすめな施術です。
ただし、1回の治療効果に過度な期待はしすぎず長い期間をかけてコツコツ続けていき、うまく活用して美容医療を味方にしていきましょう。
それでは!